年 | 事項 | 出版物 | 入退会 |
1971.6.16 | 「音楽図書館の相互協力について検討する会合」(第1回館長会議)。音楽図書館協議会の実質的な成立。出席館(代表者):上野学園大学図書館(福島和夫)、国立音楽大学(海老澤敏)、南葵音楽文庫(丹羽正明)、東京文化会館音楽資料室(青木一美)、桐朋学園大学音楽学部附属図書館(久米博)、遠山音楽図書館(遠山一行)、武蔵野音楽大学図書館(古荘隆保)。オブザーバー:NHK資料センター(大濱純三)、東京藝術大学附属図書館(長谷川良夫〈欠席〉、代理角倉一朗) 「図書館が利用者に、より多くの、より良い情報を提供するには一館の力だけでは限界がある。(中略)図書館協力は利用者に便利なだけでなく資料保存、作業の分担等、図書館運営の面からも必要」を確認し、実質的な活動の検討に入ることを決定。幹事館として国立音楽大学、遠山音楽図書館、南葵音楽文庫を指名。 | ||
1972 | 当分の間、南葵音楽文庫、遠山音楽図書館、国立音楽大学、を世話人とし、事務局を国立音楽大学に置くことを決定。 | 『逐次刊行物総合目録』 | |
1973 | RILM国内委員会(現・音楽文献目録委員会)に参加。初代委員に丹羽正明(南葵)、皆川達夫(遠山)、古荘隆保(武蔵野)を選任(RILMはIAML(国際音楽資料情報協会)とIMS(国際音楽学会)との共同プロジェクトで、1967年に日本国内委員会を設置)。 初代理事長に海老澤敏(国立)を選任。会則、会費を決定。最高決議機関を理事会とし、幹事会(各機関より相互協力実務者が1名ずつ出席)を組織。 | ||
1974 | RILM国内委員会への参加を正式承認。 | 『音楽関係逐次刊行物総合目録1974年版』 | エリザベト音楽大学附属図書館、東京音楽大学附属図書館(現・東京音楽大学付属図書館)、民主音楽協会民音音楽博物館(現・民音音楽ライブラリー)加盟 |
1975 | 『作曲家全集・楽譜叢書所在目録』 | 大阪音楽大学附属図書館(現・大阪音楽大学付属図書館)加盟 | |
1976 | 『音楽関係逐次刊行物総合目録1976年版』 | 相愛女子大学図書館(現・相愛大学図書館)加盟 | |
1977 | 上野学園日本音楽資料室、大阪芸術大学音楽学科音楽学研究室(現・大阪芸術大学図書館)、フェリス女学院短期大学音楽科研究図書室(現・フェリス女学院大学附属図書館山手分室)、宮城学院女子大学・短期大学図書館(現・宮城学院女子大学図書館)加盟 南葵音楽文庫退会(閉館) | ||
1978 | 理事会、理事長に遠山一行を選任。 IMC(国際音楽評議会)日本国内委員会への参加を決定。 『日本の音楽作品における統一標題設定のための規則(準備版)』作成。 | 『音楽図書館協議会の歩み』 | 洗足学園大学図書館(現・洗足学園音楽大学・洗足こども短期大学附属図書館)、ヤマハ音楽振興会資料室加盟 |
1979 | 「MLAJ Newsletter」創刊。 | 『音楽資料探訪 東京都その周辺』『音楽資料情報』 | 鹿児島短期大学附属図書館(現・鹿児島国際大学附属図書館)加盟 |
1980 | 『音楽関係逐次刊行物総合目録1979年版』 | 昭和音楽短期大学附属図書館(現・昭和音楽大学附属図書館)加盟 | |
1981 | 『音楽関係逐次刊行物総合目録1979年版補遺版』 | 札幌大谷短期大学図書館(現・札幌大谷大学・札幌大谷短期大学部図書館)、尚美音楽短期大学附属図書館(現・尚美学園大学メディアセンター)、宮城道雄記念館資料室加盟 | |
1982 | 会則改定。新会則に従って第1回総会開催。理事長に遠山一行(遠山)を選任。日本図書館協会IFLA(国際図書館連盟)会議準備委員会、東京都図書館協会ネットワーク研究会への参加を決定。 日本図書館協会『図書館年鑑』に寄稿開始。 | 全日本合唱連盟附属合唱センター(現・全日本合唱連盟音楽資料室)加盟 上野学園日本音楽資料室退会 | |
1983 | 『音楽資料情報』no.35終刊、以後はNewsletterに掲載。 総会にて「図書館サービス相互協力規約」および付帯事項を承認。 | 『視聴覚資料整理マニュアル第1集』 公開講座記録集『コンピュータ時代の図書館と視聴覚資料』 『作曲家全集・楽譜叢書所在目録 増補改訂版 付追補』 『音楽図書館協議会の歩み 1971-1983』 | |
1984 | 『視聴覚資料整理マニュアル稿第2集』 『利用の手引』(加盟22館の利用サービス内容を掲載) 公開講座記録集『コンピュータ時代の図書館と主題検索』 | ||
1985 | 相互利用・文献複写・相互貸借各協約、発効。 総会にて理事長にホアキン・M・ベニテズ(エリザベト)を選任。 「近代音楽館を設立する会」への協力を決議。 目録委員、日本図書館協会目録委員会に出席、「NCR本版(案)録音資料」について解説。 日本図書館協会著作権問題委員会発足、協議会より委員を派遣。 | 『MLAJ相互協力ハンドブック』 | |
1986 | 同志社女子大学学芸学部音楽学科音楽資料室(現・同志社女子大学図書館)加盟 | ||
1987 | リソース・シェアリング委員会第1回。 研修委員会企画によるアメリカ西海岸視察旅行。 財団法人日本近代音楽財団日本近代音楽館開設。 | 東京藝術大学音楽学部音楽研究センター開架閲覧室(現・東京藝術大学音楽学部音楽研究センター閲覧室)加盟 | |
1988 | IAML東京会議1988に協力。 | 『音楽図書館協議会の歩み(1971.6-1987.3)』 | |
1989 | 理事長に山本信忠(民音)選任。 | 青森明の星短期大学図書館、作陽音楽大学・作陽短期大学附属図書館(現・くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学附属図書館)加盟 | |
1990 | 山本尚正理事長辞任、後任に神良聰夫(洗足)。 | 『MLAJ相互協力ハンドブック第2版』 | 活水女子大学・短期大学附属図書館(現・活水女子大学新戸町図書館)、聖徳大学図書館(現・聖徳大学川並弘昭記念図書館)加盟 |
1991 | 北米音楽図書館事情調査団を派遣、MLA60周年記念大会、MOUG(OCLC音楽図書館部会)年次大会に参加。 創立20周年記念総会・パーティー。 | ||
1992 | 愛知芸術文化センター愛知県文化情報センターライブラリー(現・愛知芸術文化センター アートライブラリー)加盟 | ||
1993 | 理事長に谷村晃(大阪芸大)を選任。 | 『音楽関係逐次刊行物所在目録1992年版』(創立20周年事業) | 同朋学園大学部附属図書館(現・同朋学園大学部附属図書館・資料センター)、福岡女子短期大学図書館(現・福岡国際大学・福岡女子短期大学図書館)加盟 |
1994 | 専門・公共図書館部会設置。 | 同朋学園大学部附属図書館(現・同朋学園大学部附属図書館・資料センター)、福岡女子短期大学図書館(現・福岡国際大学・福岡女子短期大学図書館)加盟 | |
1995 | 20周年記念論文集『音楽情報と図書館』 | 宇都宮短期大学附属図書館(現・宇都宮短期大学図書館)加盟 | |
1996 | ホームページ開設。 | ||
1997 | 理事長に三善晃(東京文化会館)選任。 | 『音楽資料目録作成マニュアル1997』 | 芸団協芸能図書館、名古屋芸術大学附属図書館(現・名古屋芸術大学附属図書館東キャンパス図書館)加盟 |
1999 | 『音楽資料用件名標目表1998』 | 新冠町聴体験文化交流館(新冠町レ・コード館)(現・新冠町レ・コード館図書プラザ)加盟 | |
2000 | 金沢蓄音器館加盟 | ||
2001 | 新冠レ・コード館と音楽雑誌のリソース・シェアリングに関する提携協定締結。 総会にて、理事館・理事長館の輪番制を骨子とする「暫定措置」承認。大学・短大図書館部会(東地区部会・西地区部会)を設置するとともに運営体制を変更。専門公共図書館部会を含めた3部会それぞれから理事館を選出し、理事長館を決定。当該年度の理事長館は民音音楽資料館(中村靖範)。事務局は理事長館に置かれる。 | 『視聴覚資料と楽譜の目録 記述篇』(創立30周年記念事業)。『Music Cataloging Tool Kits. CD-ROM』 | |
2002 | 会則・会費規定改定。 | 『日本の音楽コレクション』(創立30周年記念事業) | |
2003 | 『Newsletter』休刊。理事長館に『名古屋芸術大学附属図書館』(堀田秀雄)を選任。 | ||
2005 | 理事長館にくらしき作陽大学・作陽音楽短期大学附属図書館(秋山博正)を選任。 | 洗足学園音楽大学附属図書館退会 | |
2007 | 理事長館に東京音楽大学付属図書館(坂崎則子)を選任。 | 青森明の星短期大学図書館退会 | |
2008 | 日本音楽学会「日本の音楽資料」調査委員会に委員2名を選出。 | 愛知芸術文化センターアートライブラリー、相愛大学図書館退会 聖徳大学川並弘昭記念図書館、正会員を退会、賛助会員となる | |
2009 | 理事長館に同朋学園大学部附属図書館(栗原幸江)を選任。 | 芸団協芸能図書館退会 | |
2010 | 相互協力規約改定。 | 洗足学園音楽大学・洗足こども短期大学附属図書館再加盟 昭和音楽大学附属図書館、日本近代音楽館(閉館)退会 | |
2011 | 理事長館に国立音楽大学附属図書館(古川聡)を選任。 | ヤマハ音楽振興会資料室(閉鎖)、宮城道雄記念館資料室退会 | |
2012 | 臨時総会で運営体制の規模および編成(会費減額、役員数減)について承認。 | 金沢蓄音器館、尚美学園大学メディアセンター、福岡国際大学・福岡女子短期大学図書館退会 | |
2013 | 役員館は理事館3(うち1館が理事長館)と監査館1の4館体制とする。 | 明治学院大学図書館付属日本近代音楽館(現・明治学院大学図書館付属遠山一行記念日本近代音楽館)加盟 | |
2014 | 理事長館に同志社女子大学図書・情報センター(真部真理子)を選任。 会則・会費規定改定。 | 昭和音楽大学附属図書館再加盟 | |
2015 | 理事長館に民主音楽協会民音音楽博物館音楽ライブラリー(上妻重之)を選任。 | ||
2016 | 理事長館に東京音楽大学付属図書館(坂崎則子)を選任(2017まで) | ||
2018 | 理事長館に昭和音楽大学附属図書館(酒巻和子)を選任。 会則・会費規定改定。 | ||
2019 | 理事長館に洗足学園大学・洗足こども短期大学附属図書館(大江千佳子)を選任。 | 『日本の音楽図書館 音楽図書館協議会40年のあゆみ』(創立40周年記念事業) | 活水女子大学新戸部町図書館退会 |
2020 | 理事長館に武蔵野音楽大学図書館(重松聡)を選任。 | 昭和音楽大学附属図書館退会 | |
2021 | 理事長館に民主音楽協会民音音楽博物館音楽ライブラリー(野沢晃)を選任。 | ||
2022 | 理事長館に民主音楽協会民音音楽博物館音楽ライブラリー(野沢晃)を選任。 | 国立音楽大学附属図書館、同志社女子大学学術情報部ライブラリサービス課、名古屋芸術大学付属図書館退会 | |
2023 | 理事長館に桐朋学園大学音楽学部附属図書館(沼野雄司)を選任。 | 『日本の音楽図書館 音楽図書館協議会40年のあゆみ』修訂2刷 | 上野学園図書館退会 |
2024 | 理事長館に東京音楽大学付属図書館(豊永聡美)を選任。 |